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vphone-cli/docs/README_ja.md
2026-03-12 13:46:24 +08:00

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vphone-cli

Apple の Virtualization.framework と PCC の研究用 VM インフラを使用して、仮想 iPhone (iOS 26) を起動するためのツール

poc

検証済み環境

ホスト iPhone CloudOS
Mac16,12 26.3 17,3_26.1_23B85 26.1-23B85
Mac16,12 26.3 17,3_26.3_23D127 26.1-23B85
Mac16,12 26.3 17,3_26.3_23D127 26.3-23D128
Mac16,12 26.3 17,3_26.3.1_23D8133 26.3-23D128

ファームウェアバリアント

セキュリティバイパスのレベルが異なる3つのパッチバリアントが利用可能です

バリアント ブートチェーン CFW Make ターゲット
通常版 41 パッチ 10 フェーズ fw_patch + cfw_install
開発版 52 パッチ 12 フェーズ fw_patch_dev + cfw_install_dev
脱獄版 112 パッチ 14 フェーズ fw_patch_jb + cfw_install_jb

JB最終設定シンボリックリンク、Sileo、apt、TrollStore/cores/vphone_jb_setup.sh LaunchDaemon により初回起動時に自動実行されます。進捗確認:/var/log/vphone_jb_setup.log

詳細なコンポーネントごとの内訳については research/0_binary_patch_comparison.md を参照してください。

前提条件

ホストOS: PV=3 仮想化には macOS 15+Sequoiaが必要です。

SIP/AMFIの設定 — プライベートな Virtualization.framework の entitlement と未署名バイナリのワークフローに必要です。

復旧モードで起動し(電源ボタンを長押し)、ターミナルを開いて、以下の必須設定を適用します:

復旧モードで:

csrutil disable
csrutil allow-research-guests enable

通常の macOS に再起動した後:

sudo nvram boot-args="amfi_get_out_of_my_way=1 -v"

もう一度再起動します。

依存関係のインストール:

make setup_tools は必要なホストツールをインストールし、必要に応じて git-lfs を導入し、vendored の injectldid をビルドします。

Submodules — このリポジトリはリソースアーカイブに git submodule を使用しています。クローン時に以下を使用してください:

git clone --recurse-submodules https://github.com/Lakr233/vphone-cli.git

クイックスタート

make setup_machine            # 初回起動までを完全自動化(復元/ラムディスク/CFWを含む
# オプションNONE_INTERACTIVE=1 SUDO_PASSWORD=...

手動セットアップ

make setup_tools              # 必要なホストツールを導入し、vendored inject/ldid をビルド
make build                    # vphone-cli のビルド + 署名
make vm_new                   # VM ディレクトリとマニフェストconfig.plistの作成
# オプションCPU=8 MEMORY=8192 DISK_SIZE=64
make fw_prepare               # IPSW のダウンロード、抽出、マージ、マニフェスト生成
make fw_patch                 # ブートチェーンのパッチ当て(通常バリアント)
# または: make fw_patch_dev   # 開発バリアント(+ TXM entitlement/デバッグバイパス)
# または: make fw_patch_jb    # 脱獄バリアントdev + 完全セキュリティバイパス)

VM 設定

v1.0 から、VM 設定は vm/config.plist に保存されます。VM 作成時に CPU、メモリ、ディスクサイズを設定します

# カスタム設定で VM を作成
make vm_new CPU=16 MEMORY=16384 DISK_SIZE=128

# 起動時に config.plist から設定を自動読み込み
make boot

マニフェストファイルはすべての VM 設定CPU、メモリ、画面、ROM、ストレージを保存し、security-pcc の VMBundle.Config 形式 と互換性があります。

復元

復元プロセスには 2つのターミナル が必要です。ターミナル 2 を使用している間、ターミナル 1 を実行し続けてください。

# ターミナル 1
make boot_dfu                 # DFUモードでVMを起動実行したままにする
# ターミナル 2
make restore_get_shsh         # MobileDevice.framework 経由で個別化 SHSH データを取得
make restore                  # MobileDevice.framework 経由でファームウェアを焼き込み

カスタムファームウェアのインストール

ターミナル 1 の DFU 起動を停止しCtrl+C、Ramdisk 用に再び DFU で起動します:

# ターミナル 1
make boot_dfu                 # 実行したままにする
# ターミナル 2
sudo make ramdisk_build       # 署名済みSSH Ramdisk のビルド
make ramdisk_send             # デバイスへ送信

Ramdisk が起動したら(出力に Running server と表示されるはずです、USBMux 転送用に 3つ目のターミナル を開き、ターミナル 2 から CFW をインストールします:

# ターミナル 3 — 実行したままにする
./.build/debug/vphone-cli usbmux-forward --local-port 2222 --serial <UDID> --remote-port 22
# ターミナル 2
make cfw_install
# または: make cfw_install_jb        # 脱獄バリアント

初回起動

ターミナル 1 の DFU 起動を停止しCtrl+C、以下を実行します

make boot

cfw_install_jb 実行後、脱獄バリアントでは初回起動時に SileoTrollStore が利用可能になります。Sileo から openssh-server をインストールして SSH アクセスを有効にできます。

通常版/開発版では、VM に直接繋がるコンソールが開きます。bash-4.4# と表示されたら、Enter を押し、シェル環境を初期化して SSH ホストキーを生成するために以下のコマンドを実行します:

export PATH='/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/usr/bin/X11:/usr/games:/iosbinpack64/usr/local/sbin:/iosbinpack64/usr/local/bin:/iosbinpack64/usr/sbin:/iosbinpack64/usr/bin:/iosbinpack64/sbin:/iosbinpack64/bin'

mkdir -p /var/dropbear
cp /iosbinpack64/etc/profile /var/profile
cp /iosbinpack64/etc/motd /var/motd

# SSHホストキーの生成SSHを機能させるために必要
dropbearkey -t rsa -f /var/dropbear/dropbear_rsa_host_key
dropbearkey -t ecdsa -f /var/dropbear/dropbear_ecdsa_host_key

shutdown -h now

注意: ホストキー生成手順を行わないと、dropbearSSH サーバーは接続を受け付けますが、SSH ハンドシェイクを実行するためのキーがないためすぐに切断されます。

2回目以降の起動

make boot

別のターミナルで USBMux 転送を開始します:

./.build/debug/vphone-cli usbmux-forward --local-port 22222 --serial <UDID> --remote-port 22222
./.build/debug/vphone-cli usbmux-forward --local-port 2222 --serial <UDID> --remote-port 22
./.build/debug/vphone-cli usbmux-forward --local-port 5901 --serial <UDID> --remote-port 5901
./.build/debug/vphone-cli usbmux-forward --local-port 5910 --serial <UDID> --remote-port 5910

以下で接続します:

  • SSH脱獄版: ssh -p 2222 mobile@127.0.0.1 (パスワード: alpine)
  • SSH通常版/開発版): ssh -p 2222 root@127.0.0.1 (パスワード: alpine)
  • VNC: vnc://127.0.0.1:5901
  • RPC: rpcclient -p 5910 127.0.0.1

よくある質問 (FAQ)

何よりもまず — git pull を実行して最新バージョンであることを確認してください

Q: 実行しようとすると zsh: killed ./vphone-cli と表示されます

AMFI/デバッグ制限が正しくバイパスされていません。復旧モードの設定とホストの boot-args を再確認してください:

  • 必要なホスト設定:

    sudo nvram boot-args="amfi_get_out_of_my_way=1 -v"
    

Q: システムアプリApp Store、メッセージなどがダウンロード・インストールできません

iOS の初期設定時に、地域として日本または欧州連合を選択しないでください。これらの地域では追加の規制チェック(サイドローディングの開示、カメラのシャッター音など)が適用されますが、仮想マシンではこれらの要件を満たせないため、システムアプリのダウンロードおよびインストールができなくなります。この問題を回避するには、他の地域(例: 米国)を選択してください。

Q: "Press home to continue" の画面から進めません

VNC経由で接続しvnc://127.0.0.1:5901、画面の任意の場所を右クリックMac のトラックパッドでは 2 本指クリック)してください。これによりホームボタンの押下がシミュレートされます。

Q: SSH アクセスを有効にするには?

Sileo から openssh-server をインストールしてください(脱獄バリアントの初回起動後に利用可能)。

Q: openssh-server をインストールしても SSH が動作しません。

VM を再起動してください。次回起動時に SSH サーバーが自動的に開始されます。

Q: .tipa ファイルをインストールできますか?

はい。インストールメニューは .ipa.tipa パッケージの両方に対応しています。ドラッグ&ドロップまたはファイルピッカーを使用してください。

Q: もっと新しいiOSバージョンにアップデートできますか

はい。fw_prepare に希望するバージョンの IPSW URL を指定することでできます:

export IPHONE_SOURCE=/path/to/some_os.ipsw
export CLOUDOS_SOURCE=/path/to/some_os.ipsw
make fw_prepare
make fw_patch

私たちのパッチは静的なオフセットではなくバイナリ解析によって適用されるため、新しいバージョンでも動作するはずです。何か壊れた場合は AI に聞いてください。

謝辞